花を添えて、陶器に新たな価値を吹き込む!

 

大阪梅田阪急阪神百貨店様にて、2019年12月10日で販売された、食器・陶器との花コラボギャラリー販売「迎春スタイル」のシルクフラワーアレンジメントを企画いたしました。シルクフラワーの特長である自由度と清潔さがいかんなく発揮し、陶器の魅力を引き上げ、新たな価値を与える商品を創造します。

 

器の売り方に悩むご依頼主様

ミニ盆栽用の器を制作してみたが、売り方に悩んでおられたご依頼主様。生きた盆栽や花を生けると水や土の管理が難しい上に衛生的にも問題があり、器と植栽とをセット商品として売り出すのが困難でした。

商品としての管理が容易で、和の商品・洋の商品として器に付加価値が付くような花素材を提案してほしいと、Sフローラルに相談がありました。

 

花を添えることで、全く新しい価値を持った商品に

 

 

「新しい価値、独自性、新たなニーズ」を謳う大手百貨店のコンセプトにふさわしい、機能性とオリジナリティを兼ね備えた商品を開発することに。枯れることなくアレンジメントを維持できるシルクフラワーの特性を活かし、器と花を分離して使うことができるオリジナルのアレンジ商品をご提案しました。

 

 

商品をお見せしたところ、「花がセットされたことで、従来の焼き物や陶器とはまるで違う、これまで見たことがない食器に変わった」驚きを持って受け入れていただきました!

 

 

 

会期は1週間の長丁場のため、生花の耐久性やディスプレイの持ちを考えると、シルクフラワーは枯れない上に扱いやすいことも、喜んでいただける要因のひとつになりました。

 

完成!

 

 

 

当初のご依頼どおり、分離型のアレンジメントとミニ陶器のアレンジメントの2種類が完成いたしました。

今回は納品までの期間が短かかったため、ミニ盆栽用の器へのアレンジについては、厳選した材料と制作手順をお渡ししてご依頼主様側でご制作いただけるキットでの販売に決まりました。

 

購入者様からも好評です

 

「もともと自然界に存在しているかのような抑揚感と生命力が表現されたアレンジメントで、バラエティ豊かな花の組み合わせが違和感がない」と、ご購入者様からご感想をいただくと、ご依頼主様から喜びの声をいただきました。

ベースとなる土台に真っ直ぐな1本のワイヤー入り造花を自由な発想でデザインし、確かな技術でセットされたアレンジメント。計算しつくされた茎花どうしの空間演出に合わせ、Sフローラルにしかできないオリジナルワイヤーテクニックだからこそ実現できる、創造性と芸術性の高い商品ができあがりました。

 

今回のご依頼データ

ご依頼主様:奈良県大和高田市 窯元京kei 有限会社よねだ様
ターゲット層:主に女性、35~70代
価格:1セット5,000~15,000円程度